2018.01.29
【上善如水 ~第1稿 水の如く~】
Inner Calling社が設立されてから、早や1年半。
事業立案段階から数えると、2年近くたとうとしている。
事業の内容からか、仏教的なコト、人材育成的なコトから始まり、心理学、
哲学etc といったさまざまな領域に触れる、何よりも自己を内省する機会が
多くなりました。
事業が始まると同時に、個人的にもはじめたマインドフルネス瞑想。
最初は、自己内省(ココロの健康)の手段として行い始めましたが
その根源となる仏教の世界観に魅了され、多くの書籍や多くの人
たちに出会う機会に恵まれた。
そんな様々な出会いを通じて、感じたこと想ったことを(とは言え「仏教」と
いったことにとらわれず幅広いテーマで)、これから綴っていけたら思っ
ています。
第1回目は、いきなり仏教とは関係なく、Blog名称を「上善如水」と
名づけた訳について。
「上善如水」? ん? お酒の名前?
そうです、
新潟の白瀧酒造というところで醸造しているとってもフルーティーで
飲みやすいお酒の名前です。
でも実は、この言葉知る人ぞ知る「老子」の言葉なんですね!
「上善(じょうぜん)は水の如し」
上善とはまさに、
最上の生き方=上質人生
そして、老子は最上の生き方は、水のようなものだと言っています。
僕たち人間は、自分をいつも上に見てもらいたいと焦ったり、
自分を上のポジションに維持しようとしがちです(自戒をこめて)
一方で、
水は自ら低いところへ流れていくので、他と競争することなどない
自らを低いところへ置こうとする、謙虚さ
同時にどんな形にも変化する柔軟さ
これこそが、私たち人間に求められる、
理想の上質な人生の生き方なのではないかと・・・
無色透明に流れる水のような、上質な人生をおくりたい
そんな想いをこめて、「上善如水」を人生のテーマにしたい。
ということで、これから様々なことを書き記していく中で、
このブログの根幹には「上善如水」という水が流れていることを
意識していけたらと思っています。
皆さんにとって理想とする上質な人生とはどんなものですか?
株式会社インナーコーリング 取締役 武石直人
参考:「世界最高の人生哲学 老子」 守屋洋
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