Pocket

2018.03.29

【効果絶大!】マインドフルネス瞑想をすれば、嫌でも痩せられるって本当?3つの理由をご紹介!

マインドフルネスとは?

 

 

最近、「マインドフルネス」という言葉を耳にする機会が増え、気になっているという方も多いのではないでしょうか?

「聞いたことがある!」という方も実際は「どんなものなのか?」「効果は?」と、詳細まで理解が進んでいる方は少ないのではないかと思います。

そして、実は、この「マインドフルネス」はダイエットにも大きな関係があることを知っていましたか?

その関係性については後ほど詳しくお伝えしたいと思いますが、
まず、「マインドフルネス」とは何かを解説していきます。

 

マインドフルネス」を簡単に表すと「心を整えるための考え方」といえるでしょう。
心を整えるために「今、この瞬間の自分自身の感覚や感情に集中」していきます。

日々の忙しさから離れ、何にもとらわれずに自分自身とゆっくり向き合う時間を大切にする事で、雑念から開放され、リラックスして研ぎ澄まされた心を養うことができるのです。

 

では、なぜその様に日常から離れてリラックスする時間が必要なのでしょうか?

現代を生きる私達は、意識を阻害させ、集中力を奪うものに囲まれています。

メールや電話をはじめとしてマルチタスクは当たり前、それ以外にも過去や未来への出来事からくる後悔や不安など、その悩みは後を絶ちません。

 

ストレスと食欲の関係性について

 

 

肥満になる原因としては、「怒りや寂しさによるストレス」によるやけ食いや過食が多いといわれています。

そして、やけ食いや過食状態にある人は「空腹、満腹、味覚」を正常に感じ取る力が乏しくなっています。

それにより、その時のお腹の空き具合に関わらずに必要以上なエネルギー摂取を繰り返し、肥満状態になってしまうのです。

 

痩せるためには、まずマイナスの感情を抑制・解消することが、重要であるといえるでしょう。

そんな場合にも、「マインドフルネス」な心を持っていればしっかりと心身の感覚と向き合って対話・判断をしながら必要な食事量を認識できるので、自ずとして過食も減ってくるのです

 

マインドフルネスで痩せられるって本当?

 

 

食事制限や運動は、ご自身のライフスタイルにも大きく左右されてしまい、なかなか長続きしない、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そんな方も、好きな時間に短時間から実践できる「マインドフルネスの習慣化」で痩せることができるのであれば、是非挑戦してみたいと思いませんか?。

以下のような、しっかりとしたメカニズムもあるので、納得度も高いですよね。

 

【マインドフルネスで痩せる理由①】

・自律神経が安定する=ストレスによる過食などが減る

マインドフルネスの実践において、呼吸をする際には、その呼吸だけにしっかりと集中して意識を向けていきます。

ゆっくりとした腹式呼吸を繰り返すことにより、副交感神経が活発になり、交感神経が自ずと静まっていくのです。

そして、自律神経が整うと、満腹中枢が機能するため、適切な量を食べればお腹がいっぱいになる、お腹が空けば食べる、いう正常な働きが行われます。

そのため、必要以上に食事を摂取することはなくなり、過食も減っていくとされています。

 

【マインドフルネスで痩せる理由②】

・マインドフルネスを実践すると、肥満ホルモンを抑えられる!

人がストレスを感じると、「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。

「コルチゾール」は、ストレスから体を守るために必要で需要な役割を果たす一方、過剰に分泌されると、内臓脂肪の蓄積を助長するという悪影響を及ぼすことがあります。

マインドフルネスと認知療法を併せて行った結果、肥満の人のコルチゾールの分泌が減り、それととともに体重も減ったという例もあり、ホルモンレベルでのダイエットが可能だとされています。

 

【マインドフルネスで痩せる理由③】

・腹式呼吸により代謝アップ

先程①で腹式呼吸により自律神経が安定し、過食が減るという効果についてご紹介しましたが、それと同時に腹式呼吸により代謝が上がり脂肪燃焼につながるというメカニズムが働きます。

本来人間は運動をしなくても、消化などの活動の中でエネルギーが消費されますが、代謝が上がることにより、そういった基本的な活動がより活発にスムーズに行われる様になります。

代謝が上がると、血行も良くなり、免疫力も上がるのでただ単に痩せるだけではなく、健康維持においても好循環を作ることができそうですね!

 

その他の代表的なマインドフルネスの効果

 

①集中力向上

インドフルネス瞑想とは、1つのことに深く集中する時間を持つことであり、まさに集中力の向上に直結しています。

瞑想を習慣化することで、集中型思考を持続、定着させることができます。

 

②創造性・生産性の向上

マインドフルネス瞑想の効果は、創造性や生産性の向上にまで至ります。企業活動において、いかに創造性や生産性を上げるかということは重要なポイントです。

マインドフルネス瞑想を行うと、気付きの能力と同時に、その気付きを受け入れる受容能力が向上しやすいとされています。

加えて、リラックスした穏やかな心で業務に臨むことで、ひらめきが湧き、独創的なアイディアの創出や集中業務の成果が出しやすい状態になります。

 

③思いやりや共感力の向上

もともと仏教から発祥した考え方であるマインドフルネス瞑想は、日々行うことにより
心の広がりやつながりを感じるようになると言われています。

他者と接する際にも、相手の話す内容や心情も寄り添い、受け止めることができるようになるため、思いやりを持って接することができ、人間関係の円滑化にもつながります。

 

【基本編】マインドフルネス瞑想のやり方について

 

 

①背筋を伸ばしてイスか床に座ります。

 お腹と肩の力は抜いておきます。

②視線を1mほど前をぼんやり見つめるか、目を閉じます。

③自然に呼吸をし、注意を呼吸に向けていきます。

 息を吸ったときにお腹がふくらんでいく感覚を感じ、吐いたときにそれが緩む感覚を 感じていきます。

④注意がそれたことに気づいたら、何に注意がそれたのかを認識し、また呼吸に意識を戻していきます。

 

【応用編】食べる瞑想のやり方について



食べるものは何でも大丈夫です。

初めての場合は、レーズンなどの小さな固体で練習をしてみるのが理想的です。

 

①まずは、いつもの食事通り、食べ物を自分の目の前におきましょう。
食材の形や色、手触りなどをじっくりと観察してみましょう。

②次に、口に食材を運び、舌で食感を楽しんで見てください。

そこから徐々にゆっくりと噛んで味わっていきます。
ツルツルしていたり、ザラザラしていたり、食材によって感触が大きく異なることに気づけるでしょう。

食べる瞑想を行う際は、TVも会話も無い環境で、ゆっくりと食事のみに集中していきましょう。
1食30分~が所要時間の目安となります。

 

マインドフルネスダイエットを成功させるための秘訣

 

 

①自分自身の感情とよく向き合う

マインドフルネス瞑想の実践を通して自分自身が何を感じ、何を意識しているのかを常に感じてみましょう。

「ルーティンで行っているその行動は、本当に望んで行っているでしょうか?」

「お腹が空いていないのに、惰性で食べてしまってはいないでしょうか?」

1日に何回か、意識的に自分と向き合う時間を持ちましょう。

 

②デジタルデトックス

マインドフルネス瞑想を行うことにより、脳が整理されて思考がクリアになるため、本来の感情を大切にすごす事ができます。

穏やかな感情を保ちやすくなり、周りとのコミュニケーションも円滑化するとされています。

 

現代人は、特に携帯やパソコンに支配されやすい環境下に置かれていますが、定期的に心を自由に開放する時間を作って自分を労わってあげてください。

 

最後に

つらい食事制限や、苦しいほどの運動は必要なく、高いダイエット食品やジム代もかからないマインドフルネスダイエット。

そして、ダイエット以外にも数々の素晴らしい効果が期待できるとくれば、試さない手はありませんよね!

 

Pocket

ゆりこ政岡
yuriko
㈱インナーコーリングにて、仏教の八正道に基づいた法人向けのマインドフルネス瞑想研修・セミナープログラムを推進する傍ら、ブログの管理・記事制作なども行っています。 今後は、自身もマインドフルネスに精通すると共に、イベント取材などのレポート記事などの連載も継続予定です。
  • 画像
  • 画像
  • 画像
  • 画像
top